KBD67 Lite R3のファームウェア書き換えで少しハマった話
見た目が懐かしのゲームボーイカラーっぽくて気にっているKBD67 Lite R3ですが、キーマップを変更するするときに少しハマったので書き留めておきます。
私はMacを使っており、OSはVentura 13.0.1になります。環境に依存する話なので、同じ環境の人のお役に立つかと。
ちなみに、キーキャップはDrop + MiTo GMK Pixel Custom Keycap Setを使っていますが、5, 0, Bを色付きのキーにしておくことで、英語を入力する際のタイプミスがかなり減りました。
遭遇した問題
やりたかったことは単純で、optionのキーとcommandのキーの場所を入れ替えたかっただけです。QMK ConfiguratorとQMK Toolboxでさくっと変更するつもりでした。
QMK Configuratorでbinファイルを生成して、QMK ToolboxでFlashしたのですが、書き込みに失敗しました的なメッセージが出ました。おやと思い、何度かリセットとFlashを繰り返したり、binファイルを生成しなおしたのですが、どうも、書き込みに成功しません。そのうちリセットボタンも効かなくなり、OSからもキーボードが認識されなくなりました。
基盤からリセット
リセットボタンとして、レイヤー1のPgDnキーを割り当てていたのですが、それも効かなくなったので、とりあえずリセットする方法を探ります。だいたいは基盤のどこかにタクトスイッチがあるはずなので、ケースを開けます。KBD67 Liteは六角穴のネジでケースを閉めているので、付属の六角レンチで開けます。穴が結構小さいので、付属以外の六角レンチは合いませんでした。
スイッチは右上の方にあります。うっかり写真を撮り忘れたので、どなたかが撮られたこちらのリンクを貼っておきます。
KBD67 reset button - Album on Imgur
MacBookに繋いだ状態でリセットボタンを押すと、USBドライブとして認識されました。
KBDFansのDiscordで情報収集
次に、オフィシャルな情報がないのか、Discordサーバーに探しに行きます。
Flashing Guideという書き込みがあったので、とりあえずここに上がっていたドキュメントを参考にしてみます。
Flashing Guide
まずは、Firmwareを2番目のリンクからダウンロードします。83行目のやつです。
次に、USBドライブとして認識はできているので、一番下のガイドを参照します。ダウンロードしたmkiirgb_v3.binをFLASH.BINにリネームします。そして、もともとドライブにあったFLASH.BINとERROR.BINを削除して、/Volume/KBDFANSにコピーします。楽勝だぜ。
Finderの書き込みで失敗
ところが、コピー中にerror code 100093というエラーが出ました。検索してみると、全く同じかは分かりませんが、ここら辺に遭遇してしまった様です。
この記事はKBD67 Lite R3で書きました。