iamyutakaの備忘録

自作キーボード初心者が経験を記録してくブログ

キースイッチ映えを目論んで、透明キーキャップを使ってみました

自作キーボードにおいて拘りのポイントであるキースイッチですが、通販で買うことが多く、数値的なスペックで決めるには限界がある気がします。YouTubeで打鍵音などをチェックすることもありますが、私の場合は見た目の綺麗な物を選んでしまうことが多いです。Tecsee Ice Grape SwitchやEverglide Tourmaline Blue Cyanなんかは見た目もゴージャスでなかなかのお気に入りです。

ただ、キーキャップを被せてしまうとその美しさが隠れてしまうのが残念でした。裏地に派手なものを使う的な和装に通ずる美学があるのかもしれませんが、見せたいなという気持ちもします。

キーキャップをはめても、横からうっすらとは見える

 

そこで、透明なキーキャップを付けてみたら、キースイッチも見えるのだろうか、と思い試してみました。刻印のあるものを探すとなると意外と数はなかったですが、Drop + MiTo Keysterine Keycap Setは値段も手頃だったので購入してみました。

drop.com

で、取り付けた様子がこちらです。試しということで、まずは余っていて仕舞い込んでいたキースイッチを取り付けました。上から、

  • Drop + Invyr Holy Panda Mechanical Switches
  • Akko Jelly White - Lubed
  • Kailh BOX (青軸)
  • Tecsee Ice Grape Switch
  • MOMOKA Flamingo Switch

色だけではなく、軸の形を判別できるほど、キースイッチが透けて見えています。

 

そして、LEDをつけるとこんな感じ。かなり眩しいので、普段は消してしまいそう。

 

https://twitter.com/iamyutaka/status/1538361280285016065?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538361280285016065%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps3A2F2Ftwitter.com2Fiamyutaka2Fstatus2F1538361280285016065widget%3DTweet

 

Keysterinキーキャップは十分に透明度が高く、キースイッチも見せれることができ満足しました。同じようにキースイッチは見た目派の方がいましたら、おすすめのキーキャップです。

https://twitter.com/iamyutaka/status/1538361280285016065?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538361280285016065%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps3A2F2Ftwitter.com2Fiamyutaka2Fstatus2F1538361280285016065widget%3DTweet

https://twitter.com/iamyutaka/status/1538361280285016065?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538361280285016065%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps3A2F2Ftwitter.com2Fiamyutaka2Fstatus2F1538361280285016065widget%3DTweet

[小ネタ]キーボードの収納に悩んでいる話

キーボードが増えていくにつれて、その収納場所に悩んでいます。ネットを検索して色々と物色をしているのですが、なかなか決め手となるものが見つかりませんでした。そんな中で、無印良品の書類立てがそれなりにピッタリだったので、紹介します。

まずは自作したキーボードとPreonicですが、横幅が短く、またキーの高さも低いのでアクリル製の書類立てに入れることができました。

 

 

横置きにしても、見栄えが良いかもしれません。

一方で、既製品のキーボードは上記の書類立てだと、キーが高すぎて押し込まないと入りませんでした。キーを押した状態であれば入りますが、押しっぱなしも良くなさそうです。そこで、プラスチック製の大きな書類立てを横にして、そこにキーボードを渡すよにしました。

 

少し、場所を取りますが定位置が決まるので良しとします。

 

以上、小ネタでした。

SU120とOLEDを組み合わせて、猫がペチペチするキーボードを作ってみました

そろそろ新しいキーボードを作成したいと思っていたところ、OLEDで猫がペチペチとキーボードを打つ様子を表示するコードが公開されているのを知りました。また、プチブロックでキーボードのケースを作成している記事を見ました。どちらも見た目が可愛らしかったので、それらの情報を参考に自作キーボード基板SU120を使って、自分でも作ってみました。名前はBongo-Sasamiです。この投稿はその時の記録になります。

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Bongo Sasami

salicylic-weekly.hatenablog.jp

blog.alglab.net

e3w2q.github.io

作ったもの

使用した道具や部品

Mint60を作った際に購入したハンダゴテや、ニッパーを使いました。それに加えて、購入した物のリストになります。

SU120
  • TALPKEYBOARDでマクロパッドセットを1個とカラーの単体2個を購入
  • ダイオードやゴム足は別途購入したので、マクロパッドセットである必要はなく、単体3個でも良かったかもしれません
  • 後日、トッププレートも注文しました😃
キースイッチ
  • TALPKEYBOARDでTecsee製の綺麗な見た目のスイッチを色々、合計40個を購入
  • どれも、かなり柔らかい感じで、良いです
1N4148 ダイオード
  • TALPKEYBOARDで100PCsを1個購入
CherryMXスイッチ用 Kailh PCBソケット
  • TALPKEYBOARDで5個セットを10個購入
ポリウレタン銅線
  • 東急ハンズで購入
  • 素人なのでハンドクラフト用の銅線を買うところでしたが、ハンダゴテが売っている近くに置いてあるのがポリウレタン銅線でした
ネジとナット
  • 東急ハンズで購入
  • 最初はM1.4、長さ3mmのさら精密ネジだけで繋いでいましたが、黒いSU120基板の穴の周りには金属っぽい加工がしてあり、空回りして留めることが出来ませんでした。代わりにM1.2、長さ5mmの精密ネジとナットを買ってきて、指先で少し入れてから、ペンチの先でしっかりと締めました
Pro Micro
  • 遊舎工房で購入
  • SU120はPro Microの足を指す穴がジグザクになっているのでコンスルーを使わなくても、ハンダなしで取り付けることが出来ます。これは凄く良い工夫!
  • 逆にコンスルーが付いているPro Microは、穴にハマってくれませんでした
OLED
  • 遊舎工房で購入
  • ソケットも買いましたが、特に使いませんでした
プチブロック
  • 参考にした記事と同様に、ダイソーでナンヨウマンタを2個と、E6系こまち 中間車両を3個購入
  • ついで、整理用にボックスを買ったのですが、余ったパーツを仕舞うのに便利なのでついでに購入するのをお勧めします

SU120でキーボードを組み立て

そもそもどうやってOLEDを組み合わせるのかわからず、ブレッドボードとジャンプワイヤを使って色々試しました。

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Mint 60やQuick7を作った際は、Pro Microのことをあまり意識しませんでしたが、「自作キーボード設計入門」や下記の記事を参考に、あらためてピンの意味や、繋ぎ方を学びました。

以前、O'REILLYの「Arduinoをはじめよう」を読んだ際にスイッチサイエンスの「Arduinoをはじめようキット」を購入したのですが、そのキットに含まれていたブレッドボードやジャンプワイヤが今回、役に立ちました。この「Arduinoをはじめよう」を読んでおいたおかげで、GNDってなんのこと、といった最低限の前提知識は得られたかと思います。

booth.pm

www.eisbahn.jp

toys.poppo-ya.com

ここでの実験で、Pro Microの特定のピンがキースイッチ用のポートとI2C用のSDAとSCLを兼用していることに(つまり、SU120でPro Microを載せる部分のAの穴に、行を繋ぐ線とOLEDに繋ぐ線の両方を繋ぐ)気付いたり、PCBのどこからGNDとVCCを繋げれば良いのか(ジャンパを繋いでから、分割キーボードのためのイヤホンジャックを付けるところ)という確認ができました。特にこの図は穴が開くほど見た気がします。

私がハマったポイント
  • SU120のトラブルシューティングにもありましたが、行や列単位でキーが反応しないときは、Pro MicroとPCBの穴の接触不良が疑われます
  • PCBソケットとPCBとの半田付けがうまくいっていないと、単一のキーが反応しませんでした。ソケットが浮かないよう、上からしっかりと押さえて半田をつけます
  • ポリウレタン銅線は、皮膜をしっかりと取り除く必要があります。ハンダで10秒以上、白煙が出なくなるまでじっくりと熱しました

QMKでOLEDとキーマップを設定

まずは、SU120のREADMEにあるように、必要なフォルダを手元のQMKのフォルダコピーします。

github.com

ペチペチ猫であるbongo catはこちらのレポジトリにあります。How to useセクションに、変更すべきファイルと行番号が書いてあるので、その通りにやればそんなに難しくないと思います。

github.com

bongo.hの最後の方の時計を表示する箇所はコンパイルが通らなかったので、単純な文字列を表示するよう、以下のように変更しました。

if (!minimal) {
// print wpm
oled_set_cursor(0, 0);
sprintf(wpm, "WPM:%03d", get_current_wpm());
oled_write(wpm, false);

// print bongo!!
oled_set_cursor(0, 2);
oled_write("bongo!!", false);
}

さらに、keymap.hの中で、bongo.hをincludeして

#include "bongo.h"

draw_bongoを呼び出せば完成です。手軽で作者さんに感謝です 。

bool oled_task_kb(void) {
draw_bongo(false);
return false;
}

 

また、QMKでOLEDを有効化する方法ですが、以下をrules.mkに追記するのが最新のバージョンでは正しいようです。

OLED_ENABLE = yes

github.com

私がハマったポイント
  • QMK Toolboxで変更したファームウェアをPro Microに書き込んでも、変更が反映されないことがありました。そのときはQMK Toolboxの右下にあるClear EEPROMを押してから、再度Flashすることで反映されました。何度かクリアしなければいけないこともあったので、すこし謎です。
  • Macに繋いだ際に日本語配列キーボードとして認識されました。何度もキーボード設定アシスタントで英字キーボードとして設定しても、日本語配列として認識されて困ったのですが、一度ログアウトしてから試すと、何事もなかったように英語配列キーボードとして正しく認識してくれました。

プチブロックでケース作り

動くことを確認したら、プチブロックでケースを作っていきます。参考にした記事ではひと回り小さいキーボードを対象としていたので、はみ出る部分は自分なりに試行錯誤して作っていきます。特に設計図的なものも作らず、感性だけでなんとか作れました。

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おわりに

仕事の隙間時間で作っていきましたが、調査なども含めて制作時間は一週間ほどかと思います。SU120とBongo Catのコード、さらにはプチブロックでケースを作るアイデアという、先人達の力を借りれたからこそ、短期間で迷わずに作成できたのだと思います。今はトッププレートがないので、若干キーがぐらつきますが、十分実用に耐えうるキーボードが作れたと思います。猫も可愛いですし🐱

あとはキーマップを煮詰めるだけです。この少ないキー数でどこまで行けるのか少し不安ではありますが。。

この記事は辿々しいながらも、Bongo Sasamiで書きました。

Quick7で効率的にスクリーンショットを撮る

Preonicで格子型配列も慣れてきたので、次はマイクロパッドだろうということでQuick7という自作キットを購入しました。

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Quick7の組み立て

遊舎工房の説明にあるように、さっと作れましたがLEDが光りませんでした。。原因としては半田ごてでLEDの足を抑えた時にLEDの片側が浮いてしまい、接地すべき場所に足が着いていない状態で半田付けをしまったのではないのかと思います。次に作るときはマスキングテープで固定してから半田付けしようと思いました。とはいえ、ロータリーエンコーダーを含めてキーは認識してくれたので良しとします。キーキャップはMint 60を作った時に余ったものを使いましたが、見た目はなかなかに良いのではないでしょうか。

使い道

私は職業柄、Webアプリのソフトウェアの操作方法を説明するために画面のスクリーンショットを貼り付けたPowerPointの資料を作成することが多いです。資料自体は伝われば良いレベルなのですが、下記のような作業をボタンのクリック操作や画面の遷移ごとに行うので、相当面倒くさいです。

  1. アプリの画面(Webブラウザ)を表示する
  2. + shift + 4 + controlで撮影用のカーソルを出す
  3. 撮影したい領域をマウスでドラッグ
  4. 手を離してクリップボードスクリーンショットを保存
  5. PowerPointを表示する
  6. PowerPointのスライドに貼り付け
  7. PowerPointに新しいスライドを挿入して1に戻る

ブラウザの機能拡張や画面キャプチャソフトも試しましたが、結局のところOS標準の方法に落ち着いていました。しかしながら、2番目の手順のところで、ショートカットを片手で打つことが出来ないので、右手がマウスから離れてしまいます。手がキーボードとマウスを行ったり来たりするのは効率が悪いので、Quick7でこれを解消するためのキーマップを考えていきます。

QMKでキーマップをカスタマイズ

Quick7のキーマップはQMKというソフトウェアを使うことで、自分好みにカスタマイズができます。

docs.qmk.fm

公式ドキュメントが充実しているので、詳しい使い方はそちらを参照頂ければ良いと思います。またQuick7用の雛形が用意されているので、それをちょこちょこと書き換えるだけでも十分に理解が進みました。

github.com

一点、ハマったこととしてはVisual Studio Codeで編集した時に以下のようなエラーが多数出ました。

識別子 "SAFE_RANGE" が定義されていません

公式ドキュメント(Configure VS Code for QMK)にある様にWorkspacewo設定すれば良さそうでしたが、解消しなかったので、./vscode/c_cpp_properties.json内のincludePathにパスを直書きしました。(ここらへんは臨機応変に。。)

"configurations": [
{
"name": "Mac",
"includePath": [
"${workspaceFolder}/**",
"/Users/iamyutaka/qmk_firmware/**"
],

 

完成したキーマップ

というわけで、ぼくのかんがえたさいきょうのきーまっぷです。

const uint16_t PROGMEM keymaps[][MATRIX_ROWS][MATRIX_COLS] = {
/* Base */
[_BASE] = LAYOUT(
DROPURL, MO(_FUNC1), LCMD(KC_V),
KC_DEL, KC_ENT, LCTL(KC_RIGHT),
SCMD(KC_N), SCMD(KC_5), LCTL(KC_LEFT)
),
(略)
};

BASEレイヤーで以下の様な作業を行えるようにしています。

 

最初に、ブラウザとPowerPointをそれぞれ別の操作スペースに表示しておきます。

  1. ブラウザの操作スペースを表示
  2. 下段の真ん中のキー(+ shift + 5)を押し下げて、スクリーンショットツールを起動
  3. マウスで領域を指定
  4. 中段の真ん中のキー(Enter)を押し下げて、スクリーンショットクリップボードに撮る
  5. 中段の右のキー(control + →)を押し下げて、PowerPointの操作スペースに移動
  6. 上段の右のキー( + V)を押し下げて、クリップボードに保存されているスクリーンショットPowerPointのスライドにペースト
  7. 下段の左のキー(+ shift + N)を押し下げて、新しいスライドを挿入
  8. 下段の右のキー(control + ←)を押し下げて、手順1に戻る

これで、今まで複数キーを押し下げていたショートカットが、左手の指一本で済む様になりました。結果として、右手にはマウス、左手にはQuick7と手放すことなくスクリーンショットを繰り返し撮ることができました。

 

おわりに

キーマップはもう一つの沼と言われています。私もこの記事を書いている途中に、PowerPointの新しいスライドを追加するの部分もQuick7ですべきだなと思いつき、新しいスライドを挿入するキーをアサインしました(手順7)。なので、使っているうちに、また上記のキーマップは変えたくなってくるんだろうなと思います。

 

おまけ

 

 

ロータリーエンコーダーはデフォルトでは音量調整に割り当てられていますが、これを以下のように、操作スペースの移動に割り当て直してみました。ロータリーエンコーダーを物理的にひねると、次々と画面が変わる様は面白いです。もっと良い方法がある気もしますが、とりあえず動いているということで。

bool encoder_update_user(uint8_t index, bool clockwise) {
if (index == 0) { // Left encoder
if (clockwise) {
// tap_code(KC_VOLU);
register_code(KC_LCTL);
tap_code(KC_RIGHT);
unregister_code(KC_LCTL);
} else {
// tap_code(KC_VOLD);
register_code(KC_LCTL);
tap_code(KC_LEFT);
unregister_code(KC_LCTL);
}
}

 

以上、この記事はPreonicで書きました。

 

 

Preonicで格子型配列のキーボードにチャレンジ

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分割型キーボードにも慣れてきたところで、次は格子型だろうということでPreonicというキーボードを購入しました。よりミニマムなPlanckにも惹かれましたが、レビューコメントで数字行の有無でかなり使い勝手が異なるとあったので、冒険はせずにPreonicに落ち着きました。

drop.comAmazonでも購入できるらしいのですが、せっかくなので上記のDrop.comで注文。レビューコメントやYouTubeの紹介動画を見ながら2週間ほど待機します。

キーキャップとケースも注文し、さらにアルチザンキーキャップも初めて購入。完成して嵌めてから気づいたのですが、ちょっと高さが高すぎるかも。。

今までキーボードはリニア静音の一択だったのですが、今回はメインをタクタイル軸のInput Club Hako VioletとZealio V2、ファンクションキーをクリック軸のKailh BOX Pale Blueで揃えてみました。

(Haloではなく、Hakoです)

 

自作キーボードとはいえ、半田付けが必要のないキットなので組み立ては非常に楽でした。とはいえ、多数のキースイッチをタイトな穴にはめていくのはそれなりに気を使いました。YouTubeの動画ではキースイッチを割ってしまった人も居たので、キースイッチは余裕をもって用意しておいた方が良いかもしれません。

製品紹介の写真からは気づかなかったのですが、LEDが基盤についています。また、スピーカーも付いていて、リセットを押した時にビープ音が鳴ってくれるのは便利かも。

 

この後、日本語の長音ってどうやって入力するんだろうレベルから始まりましたが、キーマップを色々を変更していき、レイヤー操作にもだんだん慣れて行きました。QMK ConfiguratorとQMK Toolboxがよくできているのでキーマップのカスタマイズも苦になりません。RESETしてから書き込む作業も、新しい命を吹き込むみたいで楽しいですしね。

QMK Configuratorですが、KEYBOARDのドロップダウンからpreonic/rev3_dropを選ぶとデフォルトのキーマップがロードされなかったので、preonic/rev3を選択して、デフォルトをロードしてカスタマイズしました。また、デフォルトでは左下のキーがBL Toggleになっていますが、これではLEDは切り替えられず、RGB ToggleにするとLEDを切り替えることができました。エンターキーやバックスペースがクリックキーだと、すこし喧しいのでキースイッチもその後入れ替えています。

主題の格子型配列ですが、やはりタイピングミスは多くなります。。とはいえ、見た目は正義なので頑張って慣れていこうと思います。

自作キーボード Mint 60の打鍵音が一手間で静かになりました

スタビライザーがうるさい

初めての自作キーボード Mint 60は静音性の高い赤軸をつかって組み立てました。そのお陰でほとんどのキーは押してもスコスコとしか音がせず、かなり静かなのですが、エンターやスペースなどスタビライザーで支えている大きめのキーを叩くとカシャカシャと音がして、すこし気になります。

他の方の自作キーボードのブログなどをみているとスタビライザーに潤滑油を塗ると(この行為をルブるというらしい)静かになるそうでした。組み上げる前に済ましておくと楽そうなのですが、初めての自作ということもありそこまで余裕がなくやっていなかったのですが、どうしてもカシャカシャ音が気になり、組み上がった状態でもルブをすることで静かになるかと試してみました。

 

実際の作業

ルブとグリスは用途が異なる様なのですが、グリスでも良さそうなので今回はビックカメラで購入したタミヤミニ四駆用のグリスを使いました。小さなお子様で溢れるビックカメラのおもちゃ売り場で大きなお友達は私だけでしたが、ミニ四駆のプロのふりをして買ってきました。

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ミニ四駆用グリス

作業自体は簡単でグリスをスタビライザーの上下に動く柱部分の全体に塗りたくっていきます。

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また、穴の中にもたくさん詰めていきます。

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こんな感じにグリスまみれになりました。

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ちなみに先人のブログを参考にしていると、100円ショップで買ってきたコスメ用の注射器などで注油している方もいました。私もお使いのふりをしてダイソーのコスメ売り場を探し回って買ってきたのですが、そもそも注射器にグリスが入っていかず、使えませんでした。

組んだ後でもルブはおすすめ

結論から言うと、かなり静かになりました。高いカシャカシャ音は軽減されて、ちょっと高めのスコスコ音になりました。下は、オーディオ/スペクトルアナライザというiPhoneアプリでキーを押した時の音を測定した結果になります。ルブをする前と後で比べるとdBに変化はありませんが、Hzの値が低くなっているので、音が高いものから低いものになっていることが確認できるかと思います。また、画面の数字は一番はねたときのもので、ルブ後は平均して100Hz前後でした。

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ルブをする前にキーを押した際の音

 

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ルブをした後ににキーを押した際の音

というわけで、組んでしまった後でも、一手間で打鍵音が静かになるのでスタビライザーのカシャカシャ音が気になる方にはお勧めします。

 

以上、こちらの記事はMint 60を使って書きました。

自作キーボード Mint 60を組み立てました。準備から組み立て、設定までのログ。

在宅勤務も長くなり、肩こりに悩んでいたところ、分割キーボードなるものを使うとある程度は解消できると聞きました。しかし、既製品をいろいろ検討してみたのですが、なかなか気にいるものに出会えず、まあまあ良さそうなもので妥協しかけていたころ、キーボードを自作するという手もあることを知りました。そこで必要なパーツが全て揃っており、ネットにも解説記事が多数あったMint 60スターターキットで自作キーボードにチャレンジしてみました。

基本的には説明書の通りに作っていけば、そこまで難しくないかと思います。私自身は、はんだづけはほぼ30年振りでしたが、仕事の隙間時間を使って3日で完成しました。ただ、いくつか悩んだ点がありましたので、その経験を共有しようと思います。これからMint 60を作る方の参考になれば嬉しいです。

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Mint 60 (Hawaii)

準備編

購入方法

ゆかりキーボードファクトリーさんからMint 60スターターキットを通販で購入しました。キーの軸の種類に加えて、キーキャップや、アクリルの色の種類などを選ぶことが出来ます。個人的にHawaiiという名前のキーキャップのセットの色合いにかなり惚れ込みました。キーキャップの実物もハワイの海に夕日が沈むか如く鮮やかなグラデーションですし、触りごごちもサラサラと気持ちいいのでオススメです。水曜日に注文して、日曜日の朝には到着しました。

eucalyn.shop

参考にしたサイト

基本的には本家、ゆかりさんの組み立て手順を参考にしました。

eucalyn.hatenadiary.jp

また、先人たちが様々なビルドログを残されています。主に参考にさせていただいたサイトはこちらになります。

こちらの記事では、大まかな作業の流れに加えてはんだ付けやダイオードの曲げ方など必要となる細かい作業を知ることが出来ました。

syonx.hatenablog.com

こちらの記事ではPro Micro用のピンヘッダの取り付けをする際、具体的にどのようにブレッドボードを利用するかを解説されています。

hanocha.hateblo.jp

使用した道具

前述のブログの情報をもとに揃えました。全てをAmazonで揃えても良いのですが、いくつかの物はホームセンターとダイソーで買いました。

はんだごて
  • 白光 ダイヤル式温度制御はんだこて FX600
  • Amazonで購入。あらゆるブログでオススメされていたので素直に購入しました。温度設定は270℃を常に使っていたと思います。
はんだごて台
  • goot はんだこて台 ST-11
  • Amazonで購入。
こて先
  • 白光 こて先 2C型 T18-C2
  • Amazonで購入。はんだごてに元々ついていた先は一度も使わなかったです。先が平面なので熱を伝えやすいのかも。
はんだ
  • Hakko 活性ヤニ入りはんだ FS407-01
  • ホームセンターで購入。半分くらいを使ったところで完成しました。予備でダイソーでも購入しましたが特に使うことはなかったです。
 はんだ吸い取り線
  • ホームセンターで購入。はんだづけに失敗した際に、再びはんだを熱してこれで回収するのですが、初心者の私には、いまいちうまく扱えなかったです。後述の様にFnに取り付けたスイッチが不良だと思い込み、他のスイッチに変えようとした際に、頑張ってはんだを吸い取ったのですが、結局一度つけたスイッチは基盤から外すことは出来ませんでした。
  • はんだ吸い取り器というのもあるらしいので、そちらを購入してもよいのかも。
絶縁テープ
  • 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
  • ホームセンターで購入。Pro MicroおよびLEDテープが基盤に接触しないよう使用しました

ニッパー
  • エンジニア マイクロニッパー NS-06
  • Amazonで購入。飛散防止ではないですが、よく切れたので満足。
リード折り曲げ器
  • サンハヤト リードベンダー RB-5 リード線、部品の簡易折り曲げ器
  • Amazonで購入。ダイオードをさくさく折り曲げることができて便利。
作業用手袋
  • ダイソーで購入。YouTubeで自作キーボード作成動画を見ていたら、はんだ付けのさいに着用されている方が居たので真似してみました。はんだづけなんて中学生以来だから火傷したらどうしようと不安に感じていたのもありました。ただ、4、5回もはんだづけすると慣れるし、手袋が邪魔に感じたのですぐに着けなくなったので、はんだ付けのためには必要なかったと思います。
  • 一方で、ニッパーを使用する際には役に立ちました。組み立て方の解説記事の中で、ニッパーでPro Microの足を切る時に、切れ端が飛んでいってしまうのを防ぐために袋の中で切るようアドバイスされています。私の場合、手元に適当な袋が見つからなかったので、左手に手袋をして、上からPro Microに左手を被せるようにしてから、右手のニッパーで足を切ることで切れ端が遠くに飛んでいくのを防ぎました。この方法だと痛くもないでオススメです。
カッターマット
  • B4カッターマット
  • ダイソーで購入。三百円也。世の中には電子工作用のマットもあるようですが、こちらで十分でした。
マスキングテープ
エポキシ2種混合タイプ 瞬間接着剤
  • ダイソーで購入。Pro MicroのMoge防止に使用。ほんの少ししか使わなかったのでちょっと勿体無いかも。

精密ドライバー
  • 家にあったものを使用しました。

ブレッドボード
  • Arduinoの為に買ってあったものを使用しました。あれば便利ですが、あえて買わなくても良いかも。

工具入れ(趣味)
  • Dulton Section Box (Link)
  • 近所のセレクトショップで購入。完全に趣味ですが、2個購入して、一つは、はんだごてとはんだごて台、もう一つは、はんだやニッパーなどの小物をしまっていました。

組み立て編

前述のサイトを参考に組み立てていきます。ここでは私が悩んだ点を挙げておきます。

右上のスタビライザーだけ上下が異なる

穴の大きさでスタビライザーの取り付け位置がわかりますが、意外とネット上に写真がなく少し悩みました。多分これが正解。また右下は一番左に長いキーが来る様にしましたが、スイッチの配置は下の方の写真を参考にしてください。

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モゲ防止しすぎたら、Pro Microへの差し込みに力が必要になってしまった

Moge Microという言葉があるほど、Pro MicroのUSBコネクタ部分はもげやすいそうです。もげ防止のために瞬間接着剤で補強するのがデフォルトらしく、私もダイソーで購入した瞬間接着剤で補強をしました。また、マスキングテープを利用して穴に接着剤が入らない様にするとイイよ、という解説も読んでいたのですが、おそらく接着剤を盛りすぎたせいで穴にも入っていってしまったようでした。結果としてUSBケーブルを差し込む際にかなり力をこめないと奥まで刺さらなくなってしまいました。とはいえ、写真の様な中途半端な位置で刺さっていても、特に問題なく動作しています。

 

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端子を切ってから絶縁テープを貼り、LEDテープを貼る

多くの方が報告されていますが、LEDテープにスイッチの端子が接触すると予期せぬ挙動になるようです。回避方法としては絶縁テープを貼ることがあるのですが、スイッチの端子が基盤から出ている状態で、そのまま絶縁テープを貼ると基盤とテープに隙間ができてしまい下の写真の様に美しくありません。ゆかりさんの解説記事でPro Microの下に来るキースイッチの端子はショートを避けるために少し切る様にとの説明があります。同様にLEDテープの下に位置するスイッチの端子をニッパーで切ってから絶縁テープを貼り、その上からLEDテープを貼りました。写真を撮り忘れましたが、LEDと基盤を3点ではんだづけする所がはんだづけのハイライトだと思います。大胆に一気にはんだを盛るのがコツな気がしました。

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FnキーがKarabiner-EventViewerでキャプチャされない

キースイッチとLEDを基盤につけた時点でMacに繋いで動作確認をしました。適当なテキストエディタで文字が入力できるかを確認をしても良いと思いますが、私は念の為Karabiner-EventViewerで一つ一つのキーを押しながらキットに同封されているキーマップを見比べて確認しました。そして、困ったことにFnキーだけが、押下げしてもKarabiner-EventViewerには表示されませんでした。

スイッチの不良だろうと勝手に思い、他のスイッチに交換すべく基盤から取り外そうとしたのですが、いくら頑張っても一度はんだ付けしたスイッチは外せませんでした。まあ、Fnキーを使う頻度はそんなにないだろうと言い聞かせ、そのまま組み立てまで完成させました。

結果、これが正解でした。全てを組み立てた後に、何気なくFn + Tabを押すとLEDのOn/Offができました。他にもパターンの切り替えもできています。本当のところは今後調べたいのですが、もしかしたらFnキーはキーボードのレイヤーを切り替えるためのキーなのでKarabiner-EventVieweには反映されないのかもしれません。従って、Fnキーの動作を確認するにはTabと一緒に押してみてLEDが点灯・消灯するかをみるのが良いと思います。

 

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設定編

自作キーボードの醍醐味の一つにキーマップのカスタマイズがあるそうです。ファームウェアを書き換えるのが王道っぽいのですが、Mint60 スターターキットでは既にファームウェアが書き込まれているので、そこには手をつけないでKarabiner-Elementsで設定しました。

karabiner-elements.pqrs.org

私は主にMacbookで使うので以下の様な設定にしました。

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Capslockは使わないので、左のコントロールにマップ

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コマンドキーで日本語と英語の入力を切り替え

上記の設定であれば、winキーをおせば日本語、英語が切り替わります。

おわりに

組み立てただけでは自作キーボードの沼の辺りに辿り着いただけかと思います。ここから自分好みキーマップを試行錯誤したり、カスタム・キーキャップを作るのが楽しみです。

 

そしてお約束の。。この記事はMint 60で入力しています。